ファイブスターオンライン?エンターテイメントがサービス予定のオンラインアクションゲーム「
クロスブレイブ」は，6月25日からオープンβテストが開始される予定だ。このゲームの制作は，中国9youによるものなのはご存じの方も多いだろう。中国では「勇士Online」という名前で，こちらもサービスに向けて準備が進められている。
さて，そのクロスブレイブだが，先日，中国で「勇士Online」の発表会が行われた。中国では，オンラインゲームの発表会はかなり盛大なお祭りぽい勢いで行われるものらしいのだが，それがテレビ中継され，一大ニュースとして語られるほどの盛り上がりを見せるというのは尋常ではない。その最大の要因は，ゲストとして招かれたセクシータレントの
蒼井そらさんの姿にあった。
アダルトビデオが発売されていないはずの国でありながら，もともと中国では蒼井そらさんの人気が非常に高かった。アジア各国でも非常に高い人気を誇っている。
こと，蒼井さんがTwitterを始めて以降，最近はとくに逸話が多い。まず，ひっそりと始めたTwiiterのIDが中国に伝えられると，中国国内ではほとんど普及してなかったTwitterが急激に広がり，蒼井さんのフォロワー数は，1日に1000人単位，1万人単位で増えたこともあったという。日本でTwitterを運営しているデジタルガレージが異常に気付くくらいの勢いだったとのこと。
中国からは，振り込み用にPayPalアカウントを公開してくれとの嘆願もあった。彼らに「お金を払わせてくれ」と言わせるのは決して普通のことではない。
そんなある日，中国のゴシップ紙に，日本でのクロスブレイブのイメージガールとして蒼井さんが使われるという記事が掲載されたのだという（根も葉もない話だったらしいのだが）。それを見た9you本社から，直ちにファイブスターオンラインに指示が飛んだという。
「すぐにコンタクトを取れ」 かくして，中国9youの勇士Onlineのプロモーションに，蒼井そらさんが参加することになった。ゴシップ紙の記事とはちょっと違った形にはなったのだが，嘘から出た真実となり，
先日の発表会につながっている。発表会は大成功となり，9youでは傘下に抱えるファッション誌などでも蒼井さんを扱っていたという。
じゃあ，日本ではどうなのかというと，正式なイメージガールというわけではないらしいのだが，クロスブレイブに登場するゲームキャラの魔道師のイメージにも近いため，今後イベントなどでは協力してもらう予定とのこと。
その一環ということで，昨日（6月22日）は，蒼井そらさんが4Gamer編集部を訪問してくれたので，少し話を聞いてみた。
中国でのイベントは，本当に盛況だったようで，日本とは熱気がまったく違っていたという。ちなみに，中国9you本社では，来客用などで常に100名のSPを抱えているそうで（それもまたなかなか凄い話ではあるのだが），発表会当日には，そのうち60名が動員されたのとのこと。蒼井さんの周りは入れ替わり立ち代わりで常に4人のSPが囲んでいたという超VIP対応。
発表会には蒼井さんだけではなく，中国国内の芸能人など大勢のゲストが集まっていたそうなのだが，開場前には，女性の出演者が一目見ようと殺到していたという。男性ファンなら分かりやすいのだが，どうも女性のファンも非常に多いらしい。飛行機では，機内中のキャビンアテンダントに囲まれて写真をねだられたとのこと。どうやら，ドラマなどを見てファンになったという人もいるようだが，普通の芸能人でもこういうのはあまり聞いたことがない。
一応，本人に人気の秘密を聞くと「芸歴が長いから？」と謙遜していたが，関係者から話を聞くと，蒼井さんが中国での「可愛い」の基準に合致するのだという。
中国では，小さなものを可愛いとする風潮が日本よりも強いようで，中国女性を見ると多くは大柄で，颯爽としてスタイルのよい人は結構いるのだが，小柄でスタイルのよい人は少ない。さらに童顔であることも手伝ってか，群を抜いて「可愛い」ことで有名になっているようだ。
さて，蒼井さんは，なかなかのゲーマーでもあるようで，「やり込みすぎると部屋から出なくなるので，少し控えているくらい」と本人は語っている。所有しているゲーム機も，Wii，PlayStation 2/3，PSP，ニンテンドーDSと，Xbox 360以外の現行機種はすべて揃っている模様。
「Xboxは？」と聞くと，以前は持っていたらしいのだが，初期にプレイしたタイトルが専門的すぎて，自分には向いていないと判断したとのことで，友達にあげてしまったとのこと。話を聞くかぎり，FPS（おそらくHalo）をプレイしていたようだ。
ちなみに，好きなゲームジャンルは，RPGとのことで，お気に入りはファイナルファンタジーシリーズ。とくにFF10が好きとのこと（残念ながら，FF10-2は途中で詰まってクリアできなかったそうだ）。そのプレイスタイルはというと……，アイテムなどは残さず集め，なおかつ効率よく無駄なく進めていかないと気が済まないタイプとのことで，のめり込み具合もかなり大きいようだ。
プロモーションを行うクロスブレイブはアクションゲームなのだが，そのあたりは大丈夫かと確認すると，あまり得意そうではない雰囲気。とはいえ，クロスブレイブは格闘系のアクションゲームであるだけでなく，RPGとしての側面も持っている。傭兵達が戦いを繰り広げる背景にも物語があると聞き，そちら方面に期待をしているとのこと。なお，CBTまでは，とにかくアクションの基本部分をなんとかすることに重点がおかれていたようだが，OBT版以降ではかなりクエストが追加されており，ストーリー性も向上しているという。
オンラインゲームは，ほとんどやったことがないとのことで，クロスブレイブを機会にいろいろチャレンジしてみたいとのこと。
さて，クロスブレイブのOBTバージョンは，CBTバージョンからかなり変わっているようで，現在，ライターの
田中太氏が悲鳴を上げながらレポートを書いているところだ。アクション部分以外に，ストーリー部分が
引用元:
函館市歯科の総合情報サイト
